発毛効果が認められている数少ない医薬品プロペシア

発毛効果が認められている数少ない医薬品プロペシア

発毛効果が認められている数少ない医薬品プロペシア

現在、日本男性の5人に1人は薄毛の悩みを持っていると言われています。
そのような中でプロペシアはその育毛効果が国からも認められている数少ない医薬品となっています。
育毛効果が認められている医薬品にはもう1つミノキシジルがありますが、ミノキシジルが主に外用薬として使われるのに対して、プロペシアは内服薬として使われます。
プロペシアはアメリカのメルク社で開発されましたが、元々は前立腺肥大症や前立腺がんの治療薬として開発が進められていました。
しかし、主成分であるフィナステリドを投与された患者の多くに異常発毛の症状が見られたため、育毛剤・発毛剤としても用いられるようになりました。
フィナステリドには5αリダクターゼという酵素の働きを阻害する作用があります。
これが男性型脱毛症(AGA)の改善に効果があるのです。
AGAは男性ホルモンが原因の脱毛症のことです。
男性ホルモンであるテストステロンは5αリダクターゼと結合するとジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる強力な男性ホルモンをつくり出します。
本来、健康な髪の毛は毛母細胞内部で盛んに細胞分裂を行うことで髪の毛を生み出しますが、DHTが増えてしまうと毛母細胞の働きを弱めてしまうため、髪の毛がつくられにくくなったり、今生えている髪の毛が抜け落ちてしまったりしてしまうのです。
そこで、フィナステリドを服用することで体内の5αリダクターゼの働きを阻害することでDHTの発生を防ぎ、育毛を促すのです。
フィナステリドの効果は国からも承認されていると言いましたが、実際にどのくらいの効果があるのでしょうか。
臨床試験では1年間服用を続けた人の実に6割、2年間服用した人の7割に発毛効果が認められています。
また、発毛効果が見られなかった人にも現状維持の効果がみられ、合計すると95%以上の人に発毛効果、あるいは薄毛の進行を食い止める効果が認められているということになります。
このように、プロペシアは男性ホルモンの働きを抑えることで脱毛を防ぎ、育毛を促すという医薬品になります。
しかし、男性ホルモンに作用することから、服用に関しては十分な注意が必要になります。

まず、服用は成人男性のみに限られ、女性や子供が服用することは禁じられています。
妊娠期の女性や成長期にある子どもがフィナステリドの成分を体内に入れてしまうと、男性ホルモンの分泌が抑えられてしまうため胎児や子供の性器が十分に成長しないことがあるからです。
なお、フィナステリドは皮膚からも吸収されるので、服用だけでなく、薬剤に触れることも避けたほうが良いでしょう。
プロペシアの購入についてですが、国内では育毛クリニックの診察を受けて処方箋を出して貰う必要があります。
なお、購入にあたっては健康保険が適用されませんので、全額自己負担ということになります。
このような理由から、経済的な負担を和らげるために個人輸入を利用して購入している人も多く見られます。
個人輸入の場合には医師の処方箋も必要ありませんし、安いジェネリックを購入することで出費を大きく減らすこともできます。